間違えやすいビジネスマナーとは？

社会人になって身につけておきたいビジネスマナーですが、実は間違って使ってしまっていることも多いものです。間違えやすいビジネスマナーは、以下のようなものが挙げられます。

敬語の使い方

ビジネス場面ではお客様や上司に対して、適切な敬語を使って話すことが求められます。例えば、「お伺いします」「お召し上がりになってください」などは、二重敬語だということをご存知でしょうか。

実は文化庁の「敬語の指針」においてはこれらの言葉は容認されていますが、言葉に敏感な方々にとっては、過分な言葉遣いだと思われてしまいます。正しくは「伺います」「召し上がってください」です。言葉は時代と共に変化していきます。情報に敏感になり、相手を不快にさせない言葉選びをしていきましょう。

手紙・メールでの敬称「様」＋「役職」

手紙やメールなど書き言葉での敬称も間違えやすいビジネスマナーの一つです。例えば企業に対しては「御中」、個人に対しては「様」をつけるのが正しいビジネスマナーですが、「部長」のように役職は「様」と同じだと捉えます。

「田中部長様」と書いてしまうと「田中様様」と言っているのと同じことです。役職と様は続けて使わないように気をつけましょう。どうしても使いたい場合は、「部長の田中様」と役職を前に付けると良いです。

上座・下座

上座には目上の人が座り、下座には目下の人が座ります。上座は出入口から最も遠い席、また下座は出入口に最も近い席になるのが一般的です。タクシーの座席、エレベーターの位置など様々な場面で上座・下座を判断し、対応することが必要です。

詳しくはFINESTのメインキャラクターでもあるファイミー先生のマナー事典のサイトに席次やビジネスマナー、季節のマナー等、多数解説があります。正しいマナーを知りたい方、自分のマナーに不安がある方は是非ご参照ください。

当社・弊社の使い分け

当社と弊社の使い分けはできていますか？どちらも同じく自分の会社ということですが、若干のニュアンスの違いがあります。当社は相手と同等の場合に使い、弊社は相手よりへりくだった立場の時に使います。

通常お客様に対しては、弊社を使えば間違いないでしょう。また相手の会社を示す貴社、御社はかつては文語と口語で分けて使っておりましたが、今は両方の場面で使用しています。

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知っておきたいマナーの知識一覧

【接客・接遇関連】

• 「ルール」と「マナー」の違い
• 「接客」と「接遇」の違い
• 接遇力が高い人の特徴
• 接遇とは
• 接遇スキルの磨き方
• 接客対応の言葉遣い
• 接客マナーの5原則とは？
• お客様が声をかけやすい表情とは？

【ビジネスマナー関連】

• 間違えやすいビジネスマナーとは
• ビジネスメールのマナーやルールは？
• ビジネスマナーで大切なことは？
• ビジネスマナーとして知っておきたい５つの心得
• 挨拶の大切さ
• ビジネスパーソンとして重要な身だしなみ
• 電話応対の基本マナー
• コミュニケーション能力とは？
• コミュニケーション能力を向上させるためのポイント
• 仕事をする上で大切な「目標設定」
• 外国人が知っておくべき日本のビジネスマナー
• 日本のビジネス文化
• 新入社員研修の目的
• 新入社員研修　おすすめ期間
• コミュニケーションで大切なこと
• 電話応対マニュアル
• ビジネスに取り入れたい「色彩心理」とは
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