キャリア研修やキャリア面談をして欲しい
◇◆こんなお悩みありませんか?:リーダー層のモチベーションが下がっている
会社に長く貢献してくれているリーダー層だが、最近覇気がなく会社で次の目標設定が出来ないでいるように感じる。大きな不満はなさそうに見えるが、1on1で面談をしても社長の私には表面的な話しかしてくれない。急にやめられたりしたら困ってしまうし、本音で相談して問題解決してくれるような人はいないだろうか。。。。
FINESTが伺う企業の7割は、社員数100名以内の企業です。100名以内の企業では組織構造が社長から直結の部署が多く、リーダーは自らの業務と部下のマネジメントを誰にも相談できずに行っていることが多いものです。
他部署の同じ立場のリーダー達もそれぞれの業務で手一杯で、他部署との業務連携などもない状態です。社長に相談すると自分の評価を下げてしまうのではないかと不安になり、結果自分だけで悩みを抱え込み、残念ながら離職してしまう人もいます。
そんな時、キャリアの専門家であるキャリアコンサルタントがキャリアや業務の悩みを伺い、一緒に問題解決の方法を探っていく役割を担います。
FINESTのキャリアコンサルタントは元ANA出身で、CA以外にもあらゆる職場や会社を経験してきた者です。自分自身のキャリア形成を行ってきたからこそ、皆様の悩みに寄り添うことが出来ます。
また研修会社の強みとして、キャリア研修も多彩なワークを実施し、面談でスキルアップを図りたいというニーズにも応えられる研修をご用意しています。研修会社ならではのトータルサポートが可能です。
組織に何か滞りを感じているものの、自社内では時間がなく後回しにしていたり、対策が分からないと感じたら、FINESTのキャリア面談、キャリア研修を導入してみませんか?
◇◆キャリア形成とは?
キャリア形成とは、これまでの職務経験を通してこれからの職業能力を形成していくことです。その支援のために厚生労働省ではセルフ・キャリアドックという仕組みを提唱しています。 厚生労働省の「セルフ・キャリアドック」導入の方針と展開の説明では、『セルフ・キャリアドックとは企業がその人材育成ビジョン・方針に基づき、キャリアコンサルティング面談と多様なキャリア研修などを組み合わせて、体系的・定期的に従業員の支援を実施し、従業員の主体的なキャリア形成を促進・支援する総合的な取組み、また、そのための企業内の仕組みのこと』とあります。
◇◆キャリア形成の目的は?
キャリア形成の目的は、個人のためだけでも組織のためだけでもなく、個人の成長が組織の活性化につながって、その結果その企業を利用する顧客満足につながる、といったプラスの連鎖なのです。それが最終的に企業の発展につながってきます。

キャリア形成の目的
◇◆MUSTーCANーWILLのバランス
個人の成長と組織の活性化のためには、MUSTーCANーWILLのバランスが整っているキャリア形成が必要です。
特に入社まもない場合にはMUST➡CAN➡WILLの順番に自分自身のキャリアをデザインしていきます。
・MUST:会社が期待する姿を知る。
企業理念、会社を取り巻く環境を理解し、自分に求められる役割を考えます。
・CAN:必要な経験やスキルを身に付ける。
求められる役割に向かって計画的に習得していきます。
・WILL:自分がなりたい姿を見つける。
何をしているときに喜びを感じるのかを、経験の中から見つけ出していきます。

MUSTーCANーWILLのバランス
よくありがちなバランスの悪いMUSTーCANーWILLは、自分のやりたいことが先にあって、組織のMUSTと重なる部分がない事例です。この場合は、企業理念からしっかりと説明し直し、会社の理解から行う必要があります。

バランスが崩れたMUSTーCANーWILL
その他にもMUSTが大きすぎるとやらされ感が強くなったり、CANが大きいと自信過剰になって周囲との関係性が悪化することもあります。MUSTーCANーWILLのバランスは非常に大切です。
◇◆キャリア形成の方法
キャリア面談の方法はセルフ・キャリアドックの解説にもあるように、①キャリア研修と②キャリアコンサルティング面談(以降キャリア面談)の2つがあります。
①②それぞれに効果とデメリットがありますので、各企業に最適な方法を取り入れることが大切です。キャリア形成については、「忙しいのにめんどくさい」「なぜ自分が?」「リストラの対象なのか?」などネガティブな印象を持つ方もいます。無理のない導入が最終的な効果に繋がります。
【キャリア研修の効果とデメリット】
●効果
・キャリアについてぼんやりと考えている場合に、組織の方向性の統一を図れる。
・ワークを通して他メンバーのキャリアへの考え方を知ることができる。
・自己開示を深く行わなくても、自分自身で内省することができる。
●デメリット
・個人が具体的な悩みがあってもきめ細やかなフォローがしにくい。
・受動的な受講が可能である。
・対象者(参加者)全員の時間調整が必要になる。
【キャリア面談の効果とデメリット】
●効果
・1人1人の悩みにきめ細やかに対応できる。
・会社への守秘義務を徹底しているため、社内で言えないことが相談できる。
・ある程度個人の都合に合わせて時間を捻出できる。
●デメリット
・面談の事前準備(キャリアの棚卸し資料の作成)が必要になる。
・目的達成までのカウンセリングの回数に個人差がある。
◇◆キャリア研修
キャリア研修の目的は大きく2つあります。
【キャリア研修目的① ガイダンスセミナー】
1つ目は、この後行われるキャリア面談のためのガイダンスセミナーとして、説明会の意味を持ったものです。いきなりキャリア面談を実施すると、少なからず拒否反応が出るものです。キャリア研修の中でキャリア面談の目的と期待される効果を丁寧に説明します。
キャリアコンサルタントは守秘義務がありますので、個人の面談内容を本人の了解なしに会社に開示することはありません。ただし、組織全体の傾向を把握するために個人が特定されない形で集計し改善のために会社に共有します。その点をしっかりと説明し安心して面談に臨んでいただきます。
また、面談で使用する事前シートの記入の説明を行います。あらかじめ記入例を示しこのシートの記入によって業務の負担にならないような働きかけを行います。
【キャリア研修目的② キャリア形成の導入】
2つ目は、キャリア面談の実施は未定だが、研修で自己のキャリアについて考えアクションにつながるきっかけ作りを行う導入の意味を持った研修です。個人ワークやグループワークを実施し、個別面談とは違う気付きが得られます。
ここではキャリア形成を目的としたキャリア研修の事例をご紹介します。この企業の事例では、リーダー層にキャリア研修を実施した後、現リーダー層にも同じ研修を実施しました。同じ方向に向かうために効果的であったと評価をいただきました。
●対象者:社歴5年以上次期リーダー層
●目的:受け身の姿勢ではなく、自分自身の人生をマネジメントし自律的なキャリア形成を考えることができるようになる。
●研修カリキュラム:1日5時間
①オリエンテーション➡ 研修のねらいや進め方の説明。
②取り巻く環境の変化➡ キャリアの定義と社会の環境の変化を説明。
自分自身を取り巻く変化につについて考えグループでシェア。
③職務、スキルの棚卸しワーク➡ ライフチャートを作成し(個人ワーク)、自分の価値観、強み、弱み、未来像などをグループに可能な範囲で自己開示。
④カードソートワーク➡ リーダーとして期待されるカード、部下として期待されるカード、企業として期待されるカードをソートし、グループで意見をまとめる。
⑤アクションプラン➡ それぞれの立場で期待される役割を認識し、現在の自分とのギャップを分析する。最後に自分の明日からの行動を計画し、グループ内で宣言する。
●研修後のフォロー:研修報告書の提出と今後のご提案の実施。キャリアについて考えることが自分のライフプランにもつながり、思った以上の好意的な反応であった。また、お客様対応に不安を抱えている者が多かったことから、クレーム研修の実施を提案し実施に至った。
◇◆キャリア面談とは?
キャリア面談の目的は、社員が自分の価値観やスキルの棚卸をおこない中長期的なスパンで自分が目指す姿を明確にしていくことです。MUST➡CAN➡WILLの流れで、個人と組織が紐づいて成長していくようにキャリアコンサルタントがお手伝いします。以下にキャリア面談の流れをご説明します。
【キャリア面談の流れ】
- 事前周知
ガイダンスセミナーの実施➡ キャリア面談の目的、方法、対象者について丁寧に説明し、面談開始前の疑問や不安を払しょくする。 - 面談予約
対象者の勤務時間内で予約を取る➡ 他の人に会話を聞かれない空間を用意し安心して話せる配慮をする。 - 事前資料の作成
自分自身のキャリアを振り返る➡ 事前に記入する資料は、厚生労働省のジョブカードを基に、FINESTがそれぞれの企業に合わせてカスタマイズしている。事前に記入してもらうことで面談時間を有意義に活用する。 - 面談の実施
一回50分~1時間で実施する。キャリアコンサルタントと面談者が1on1で行う。面談時には必ず面談の目的とゴール、守秘義務について確認を取ってから進めていく。ゴール到達まで必要があれば数回の面談を実施する。 - アンケートの記入
面談者にキャリア面談の感想、成果、改善希望などについてのアンケートを記入してもらい、名前が確定しないように集計をする。
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◇◆動画:あなたはダメではない!(FINEST代表の指導への思い)
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