一回では無理!何度も繰り返して体得する研修
◇◆こんなお悩みありませんか?:研修をしてもすぐに元に戻ってしまう
問題を解決するために研修を実施して、そのあとしばらくは皆の意識も高く成長を感じられたが、1か月も経つとまた元に戻ってしまった。。。せっかくやった研修が無駄になったように感じる。
FINESTでは研修の前に顧客の悩みを伺い、それを解決する研修を構築し何度も打ち合わせを重ねて研修を実施しています。しかし、上記のように時間が経つと元に戻ってしまうというご相談を受けることがあります。その原因は継続するための仕組みづくりにあります。それではどのような仕組みを作ると研修の成果が維持されるのでしょうか?長期的な指導計画をご紹介します。
◇◆研修の成果を維持する方法①:定期的なチェック(復習)機能を作る
人間は時間経過とともに記憶が薄れたり変化したりします。ドイツの心理学者エビングハウスの忘却曲線によると、学んでから1日経過すると70%超を忘れてしまうとのことです。つまり指導した内容については忘れてしまうことを責めるのではなく、忘れてしまうことを前提に復習や確認をしていく必要があるのです。
復習や確認のタイミングは、完全に忘れ切る前に実施することが大切です。そしてチェック機能を習慣化することで、「確認があるので見直そう!」という復習の自発性を促すこともできます。
研修後のチェック機能を習慣化した企業の例をご紹介します。
【A社の事例(ブライダル業)】
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- チェック担当者
研修担当者(人事部)➡ 人材育成を業務の一環として捉えている。 - チェック内容
研修のテキストから確認問題を作る➡ 担当者はFINESTの研修をモニターしており、重点項目の理解が出来ている。 - チェック日
隔週月曜日➡ 土日に復習できるように月曜日を設定。当初毎週実施していたが、1週間ではまだ記憶が残っていることが分かり、隔週に変更した。 - チェック期間
3か月➡ 3か月でほぼ100%の正解率が定着し、研修時の新しい学びが習慣化されたことが分かった。 - 次の課題解決のための研修
4か月目の研修➡ 担当者からのご相談で、FINESTで計画的な育成計画を作成し次の課題解決に向けた研修を実施した。 - 1年間の研修とフォロー
学びの継続➡ 自己成長が感じられると、更に上の自分を目指し学びを続ける意識が生まれた。成長することへの貪欲さが生まれてきた。 - 2年目以降
第2クールスタート➡ 1年目の成功を参考に微調整を加えながら第2クールの1年間の育成計画をスタートし、第4クールで全スタッフの研修を終了した。
- チェック担当者
◇◆研修の成果を維持する方法②:モチベーションを高めるために評価機能を作る
定期的なチェック機能は「指導した内容の記憶」に関しては効果的ですが、やる気やモチベーションは内側から溢れ出るマインド面の改革が必要です。マインドの意識改革は、継続的に志気を唱え続けることでも可能ですが、その多くの場合「心」は取り残されて見せかけの「形」だけのことがあります。真に意識改革を行うためには実行したことに評価を与えることです。
評価とは、数値の評価だけではなく、日々の業務への感謝や労いの言葉、お客様からの感謝の声など、行動に対する何らかのアクションを示すことで感じられます。最もNGな対応は、努力して行ったことに何のアクションもとらないことです。これが続くとモチベーションはどんどん下がっていくのです。
自社でプチ評価機能を作り実践した企業の例をご紹介します。
【B社の事例(不動産業)】
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- 作成者
直属の上司(部長)➡ 受講者だけでなく部署全体で実施。 - 評価方法
リボン賞を発表➡ 毎朝発表者を決め朝礼でリボン賞を発表。リボン賞とは、昨日より少しでも成長した点を評価するというもの。 - 工夫点
全員が評価される➡ 部署内の全員の名前を記名した紙を作り、1人1枚他の人の記名された紙を受け取る。発表者は記名された人の評価(褒める)する点を必ず見つけ出して発表するので、全員が評価される。一巡したらまた別の人の名前をもらい次の発表までその人の評価する点を見つける。 - 効果
仲間に関心を持つ➡ 与えられた名前の人をよく観察し、成長している点を探し出すことで、今まで無関心だった組織メンバーにも興味を示し組織全体に仲間意識が培われた。
- 作成者
◇◆FINESTはどう解決するの?
研修の成果を維持するために、企業内で①定期的なチェック機能と②評価機能を作成し実施することができれば良いのですが、担当者が多用で時間がなかったり、アイディアが浮かばなかったり、運営が大変だったりなど、諸事情で対応が難しい場合があります。
そんな時はFINESTが定期的な指導で意識改革をするお手伝いをいたしますのでご安心ください。FINESTの定期的な指導にはこんなメリットがあります。
①延べ500社10,000人超の研修実績のノウハウで、その企業にあった方法で指導とフォローが出来る。(担当者は新たにノウハウを探さなくて良い。)
②報告や集計をしてもらえる。(担当者は上司への報告がしやすい。)
③組織やメンバーの課題を見つけて、必要な研修やフォローアップを提案してもらえる。(担当者はFINESTと共に組織の育成計画を立てられる。)
その他にも、『定期的に講師の先生が来るのを皆が待っている。』という嬉しいお声もいただきます。FINEST講師が皆様の心の支えになっていることは、私共が一番望んでいることです。定期的に伺うと、皆さんからの前回からの実施報告や新たな相談などが多く寄せられ、誰かに聞いてもらいたい、そしてそれに反応して欲しいという思いが伝わってきます。それらを解決してあげることがFINESTの使命だと感じております。
心のつながりが薄れてきたと言われる時代に、より濃厚な関係性が築かれていると実感しております。そのような企業の実施例をいくつかご紹介します。
【毎月1回 店舗スタッフ研修とリーダー研修を6年間継続】
●業種:販売業
●研修開始当初の解決したい課題:
・店舗スタッフの離職率が高い
・お客様からスタッフの対応に対するクレームがある
・リーダーが自分の業務だけでマネジメントが出来ていない など
●研修時間:各研修2時間~3時間
●研修内容の構築:
・店舗スタッフ研修:研修実施前に、店長の悩みを聞き、問題解決につながるワークを構築し担当者の了承を得る。
・店長研修:研修実施前にFINESTより内容の提案をし、担当者と社長の了承を得る。
●研修報告:各研修実施後、受講者アンケートの取りまとめと講師所感を報告。
【全10回コースのスタッフ研修(接遇パーサー)を4年間継続】
●業種:冠婚葬祭業
●研修での依頼事項:
・お客様に対するおもてなしの意識が身につく
・お客様にリスペクトの念が伝わる接客対応を身に付ける
・ワンランク上の接客対応で他社と差別化
・接遇パーサー資格を取得し、社内で接遇の指導者として活躍
●研修時間:各研修3時間
●研修内容の構築:
この企業の顧客層、業務、組織体系をカウンセリングし、全10回で完成される接客スタッフの育成プログラムを構築した。最終的にFINESTが認定する接遇パーサーの資格試験に合格し、接遇の指導者として社内で内製化していくことを目指す。
●研修報告:各研修実施後、受講者アンケートの取りまとめと講師所感を報告。
定期的な指導で意識改革をして欲しい、と感じた時はFINEST株式会社にご相談ください。
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◇◆動画:あなたはダメではない!(FINEST代表の指導への思い)
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