ロールプレイング大会
接客ロールプレイング大会でスキルアップ
接客シーンのロールプレイング大会を実施するにあたり、単なる順位付けとして実施してしまうと、順位が低かった者のモチベーションを下げてしまうことになりかねません。実施にあたっては目的を定め、その目的を参加者に共有することが大切です。
接客ロールプレイング大会は、参加者のスキルアップやモチベーションアップ、そして応援しているメンバーの意識アップにつながるように作り上げる必要があります。
●準備期間を設けて、スキルアップ
ロールプレイング大会の実施を決定した後は、早めに開催日を参加者に周知します。
退会までの準備期間があることで、参加者たちは最大限のパフォーマンスを発揮するために日々の業務への取り組み方が変わってきます。
通常の接客シーンの中で様々な工夫を凝らし、お客様にとってより良い接客とは?を考えるようになります。
●自分の接客を認められる
日々の業務では改善点にだけ目が向いてしまい、どうしても指摘事項が中心になってしまいます。しかし、人は褒められることによってモチベーションがアップするものです。
このようなロールプレイング大会を実施することで、評価側も具体的に良かった点を褒めることができます。良い評価を得られた者は、自分の今までやってきたことが認められ、自信に満ち溢れて接客することが出来ます。
更には皆の見本となってお客様が喜ぶ接客を行動として示してくれるようになります。組織内に見本や憧れの人がいることは、後に続く者のロールモデルとなり、組織全体のスキルアップにつながるのです。
●自分の接客を反省、改善する
逆に期待通りの評価を得られなかった方は成長のチャンスです。FINESTの接客ロールプレイング大会は、ご希望に応じフォローアップ研修を実施します。フォローアップ研修を実施することで、できなかった点をより良い方向に改善することが出来、結果的に大会前よりも成長した自分を手に入れることが出来ます。
指摘だけで終わってしまうとモチベーションが下がり、大会に参加したことを後悔してしまうこともあるでしょう。そうならないために、大会は成長のステップであることを事前に伝えておくことも大切です。
●お客様からの評価が高まる
優勝したチームや店舗では、優勝者の賞状、トロフィー、バッジなど、お客様に接客の成果をアピールできるツールを店内で示しましょう。お客様は日頃から接客意識の高い店舗として評価してくれます。
・お客様に接客に力を入れている企業(店舗)であることを示せる
・お客様との会話のきっかけが生まれる
このことで、益々スタッフにやる気が出る<という相乗効果が生まれます。