●事前課題で新入社員の成長の度合いを知る
今年はコロナ禍で新入社員を迎えるという予測もしない状況からスタートしました。
迎え入れる側の対応も様々ご苦労があったかと思いますが、当の新入社員たちが一番大変だったのではないでしょうか。
テレワークへの戸惑い、わからないことがあっても聞きづらい、周りの様子がわからないなど多くの不安の声を聞きました。
フォローアップ研修を行うことは特に今年度は大きな意味があったと感じます。通常、半年経過した中で再会すると、その精神的な成長を知ることができます。また一方で抱えている不安や現在のモチベーションなど知っている外部講師だからこそ素直に話せる状況があります。
が、今年は同期同士の繋がりも難しく、業務に行き詰まっても打ち明けるところもなく精神的なダメージも大きかったことでしょう。そのような状況で行った対面講座では積極的な交流が持たれました。
●同期でもあり良きライバルを評価する
例年、新入社員研修を担当させていただいている広告代理店様のフォローアップ研修を実施しました。
内容は企業様のご要望と、昨今の状況に即した内容を弊社からもご提案いたします。(カスタマイズ研修)
今回は特に今年はテレワーク等で近くて遠い存在の同期について考えました。それぞれが他己紹介の形式で自由に同期という人物を売り込むためのプレゼンをし、プレゼン内容、話し方、立居振舞から評価するプログラムを行いました。
皆業務の間に決められた同期の情報を収集して短い準備期間ながら資料にまとめていました。
人の前で発表することは、昨今の新入社員は得意とするところだと感じます。
プレゼンする側は同期にじっくり向き合うことで改めて同期の良さに気付き、それをどのような表現にするか考える。
プレゼンされた側も自分の得意なところを評価され、また気付かなかったことも自分の新たな魅力として実感でき双方の満足度が非常に高いものとなりました。
●様々な事例の対応力を身に付ける
対面講座ならではのメリットとして実際のビジネスシーンを想定し様々な事例を体験できることが挙げられます。半年が経過すると実際の現場で起きたことについてどうすればよかったのか気になることが出てきます。
それらを解決するのはもちろん、こんな時はどうすればよいのか、よく起こりうる状況についてロールプレイをして解決方法を導き出していきます。失敗しない人ほど不測の事態には弱いものです。一人で経験できることにも限界があります。その為それらに備えておくことは次に新入社員を迎える先輩としての自信に繋がります。
長年ビジネスマナーを担当している弊社だからこそ生きた事例に熟知しており、その対応策もお伝えできます。御社の『人財』を大切に育てるお手伝いをいたします。