【衆議院議員の先生】プレゼンテーション研修
参議院選挙が近づく中、代表徳永が衆議院議員会館にて、衆議院議員の先生にプレゼンテーションのご指導に伺いました。誠実さと温かみを兼ね備えた議員先生でいらっしゃいました。
【議員という立場ならではのお悩み】
議員の皆様は、有権者の皆様のために地域の活性化、ひいては個々人の豊かな生活につながることを念頭に活動していらっしゃいます。
しかしそのせっかくの「思い」が、有権者の方に正しく伝わらないと、選挙で結果を出せずその「思い」を実現する機会を逸してしまいます。
今回、一部有権者の方々から、表情が怖い、じゃべりが固いなどのお声があり、それを改善されたいとのご依頼でした。確かに、お打ち合わせの際は、とても親しみやすい笑顔で話され話題も豊富でとても楽しい先生でいらっしゃるのですが、演説となると力が入りすぎて人間的な魅力が十分に伝えきれずにもったいない印象をうけました。
【「思い」を伝える研修内容】
その「思い」を表現する際に、表情や話し方、ハンドアクション、見た目の印象などいくつか項目建てして段階的にご指導させていただきました。
STEP1:表情
事前のVTRチェックを実施したところ、演説では笑顔が全く出ていないことが分かりました。
そこで表情筋トレーニングと笑顔の訓練を実施し、登壇時に最高の笑顔が事前にでてくるようになりました。
STEP2:立居振舞い
登場時、登壇時は議員先生の一挙手一投足を皆さんが注目しています。
その歩き方に、自信がある人なのかどうかを見極め、お辞儀の仕方に丁寧際を感じ、最後の退場時の後ろ姿に最後まで気持ちが貫かれているかどうかを判断します。
この登場時から退場時までのウォーキング、お辞儀、笑顔を徹底練習することによって、このようにしないと体が気持ち悪いというところまで、体にしみこませます。
STEP3:ハンドアクション
演説内容は議員先生の専門分野ですので、私共の指導など必要ない部分ですが、その内容に合わせたハンドアクションがあるかないかで、聞いている人たちの心に響くかどうかが決まってきます。
せっかく素晴らしいスピーチなのに直立不動で話していただけでは、どんなに良い内容でも記憶に残りません。身振り手振りのハンドアクションを含めてスピーチであるという意識を持つことが大切です。
実際この議員先生のスピーチにハンドアクションを加えただけで、見違えるようにアピール力が増しました!
STEP4:似合う色診断(マッチングカラー)
表情、立居振る舞い、ハンドアクションを完璧にしたスピーチでも、何か印象に残ろない、何か違和感が残る。そんな時はお召しになっているネクタイの色が似あっていないからということがあります。
今回も似合う色診断(マッチングカラー)を行ったところ、お好きな色と似合う色が違うということが分かり、お好きな色はプライベートや決めの演説以外の場面で直用していただき、結果を残したい時や勝負の時には似合う色のネクタイをお締めいただくアドバイスをいたしました。
似合う色は、血色がよく見え活力がある政治家に感じられます。逆に似合わない色は、顔色が悪く暗く自信がない印象を与えてしまいます。
ポスターやHPなどは是非似合う色を身に着けたり、似合う色の背景を用いた方が良いでしょう。
【当選という結果につながった研修】
大変喜ばしいことに、ご指導させていたいた議員先生は、良い結果を得られました。動画を拝見しましたが似合う色で第一印象も好感度高く、スピーチも堂々と説得力がありこの方に票を投じたいと思わせる信頼感がありました。
その方本来の素晴らしさが、正しくお相手(今回は有権者)に伝わるように、FINESTのプレゼンテーション力研修を是非ご受講いただければと思います。